作業療法見学ツアーその2作業療法見学ツアーその2
できる! できる?
できる! できる?
ようこそ、ここは「できる」や「できてる」が
いっぱいのまち「デキタウン」。
認知症にんちしょうによって困ることを、その人の問題、
何もできなくなってしまう病気とあきらめるのではなく、
まわりを工夫して変えていけば、
できなかったこともできるという考え方へ。

だれにでもこりうるあたりまえのこととして、
認知症と、ともに暮らしていくまちです。
そこにかされているのは、作業療法士の視点してん
オーティくんがたずねて、さぐります。

アルツハイマー型認知症

認知症の原因としては最も多いといわれており、長い年月をかけて脳に、アミロイドβ、リン酸化タウというタンパク質がたまり認知症をきたすと考えられています。記憶障害(もの忘れ)から始まることが多いですが、失語(音として聞こえていても話がわかりにくい、物の名前がわかないなど)や、失認(視力は問題ないのに、目で見えた情報を形として把握し難い)、失行(手足の動きは問題ないのに、今までできていた動作を行えない)などが目立つこともあります。

出典:政府広報オンライン
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201308/1.html

レビー小体型認知症

脳にαシヌクレインというタンパク質がたまり、認知症をきたすと考えられています。記憶障害などの認知機能障害が変動しやすいことのほか、ありありとした幻視(実際にはないものが見える)や転びやすい、歩きにくいなどのパーキンソン症状、睡眠中に夢をみて叫んだりするなどの症状を伴うことがあります。どの症状が先に出てくるかはそれぞれです。

出典:政府広報オンライン
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201308/1.html

血管性認知症

脳梗塞や脳出血といった脳血管障害によって、一部の神経細胞に栄養や酸素が行き渡らなくなり認知症をきたすものをいいます。脳血管障害を起こした場所により症状は異なりますが、まひなどの体の症状を伴うことが少なくありません。

出典:政府広報オンライン
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201308/1.html

前頭側頭型認知症

脳の前頭葉と側頭葉が病気の中心として進行していき、同じ行動パターンを繰り返したり、周囲の刺激に反応してしまうなどの行動の変化が目立つ「行動障害型」と言葉の障害が目立つ「言語障害型」があります。

出典:政府広報オンライン
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201308/1.html

見当識とは

日時や場所、周囲の状況、人物の把握などを総合的に判断して、自身が現在置かれている状況を把握し理解する能力のことをいいます。認知症によって見当識障害になることもあり「ここはどこか?」「いつなのか?」「なぜここにいるんだろう?」「目の前にいる人はだれだろう?」とわからなくなることがあります。

その人の「
できる
」は
みつけられる。

認知症は、
生活障害せいかつしょうがい

認知症とは、
覚えたり、考えたり、理解りかいしたり、計算したり、学習したり、
判断はんだんしたりする力(認知機能にんちきのう)が低下することによって、
ふだんの暮らしに障害しょうがいしょうじること。
でも、
認知機能が低下している人にも、残っている力はある。
一度にすべての能力のうりょくがなくなってしまうわけじゃない。
まだできることに着目して活かしながら、

生活のなかで失敗が起こりにくいように、
人の関わり方や

周囲しゅうい環境かんきょうを変えて
、まわりの障害を取り除けば、
できる
」が
見えてくる
んだよ。
私たち
作業療法士にできることはある。

認知症の人
の「
できる
」を
みつけて、

生活しやすくできる
んだ。

ここデキタウンでは、
みんな
おだやかに、
おうちで暮らせてる。
どうして?

私たち作業療法士が強みを発揮はっきして、
お一人おひとりをサポートしているよ。

その人の頭やこころ、からだに起こっていることをわかって、その人らしさをだいじにして、とりまく環境かんきょうにもはたらきかける。私たち作業療法士が得意とくいとすること、強みを発揮はっきして、認知症の人を支援しえんするチームの一員となってサポートしているよ。

認知症は、
見た目にはわかりにくい。

認知症は、見た目にはわかりにくい障害。そのために、その人が困っていたり不安な気持ちになっていることに、まわりが気づくことができず、「早くしてよ」と急かしてしまったりする。

でも気づける人が増えれば、
まちもやさしくなれる。

静かににぎわうスーパー。

スーパーなどの店内で買い物気分を盛り上げてくれる、
にぎやかな音楽や特売のアナウンス。
でも、認知症の人にとっては、それが壁になることも。
たくさんの音に急かされているように感じて疲れたり。
混乱して必要な店員さんの声が聞き取れなかったり。
そうやって買い物がつらくなってしまうのです。
そこで、あるお店では、曜日や時間帯を決めて、
認知症の人に優しい買い物の環境をつくっています。
その時間は、音楽やアナウンスが流れない静かな店内に。
あなたのまちにも、
静かににぎわうスーパーが増えていくかもね。

認知症のことで
ちょっと
不安や心配があるとき、
相談できるところってあるの?

うん。
ご本人もご家族も、気楽きらくに行って
お話できる場所は身近みぢかなところに
増えているよ。
認知症は、決して一人だけ、
一家族いちかぞくだけのなやみじゃないからね。

認知症の進行しんこう
止めることは
できなくても、
認知症のことや、
その人を
よくわかって、
取りまく環境を
やさしく
変えられれば、
こんなにも
その人らしい生活が
できるようになる。
認知症の人にやさしい社会は、
きっとできる。
どのまちも「できる」がいっぱいの
「デキタウン」になれる。
そのとき、
そこには私たち作業療法士がいます。