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生活行為向上マネジメント(MTDLP)
ひとは作業をすることで、元気になれる

■人の持てる能力を引き出す作業療法

・生活行為のアセスメントとICF(国際生活機能分類)の視点

 生活行為向上マネジメントを用いて、作業療法士は、対象者となる人々にとって「目的や価値を持つ生活行為」は何か、その背景となる情報を具体的にしっかり聞き取ります。その行為の各工程、企画・準備、実行、検証、完了の過程のどこに課題があるのか、阻害を引き起こしている原因、行為が遂行できるための強み(活用できる要素)をICFの分類である「健康・心身機能(人)」と「活動・参加(作業)」に分けて分析します。どこをポイントで介入すると行為の改善や達成が見込めそうかの予後予測も同時に考えています。

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 実際の支援計画も、心身機能の向上といった基本的動作能力の練習、実際の動作能力を向上するための応用的動作能力の練習、自宅や社会など実際にその生活行為を実施する場で経験するための社会的適応能力の練習といった内容を立案します。これは人がもっている能力を引き出す作業療法士の思考過程の一部を具体的に示すものであり、生活行為向上マネジメントはこの考え方を具体的に示すツールなのです。

 

 

・マネジメントであることの所以

  生活課題を解決するために、対象者ができるようになりたいこと、やってみたいことを聞き取り・推察しながら対象者と一緒に達成することが重要です。
 目標や目的を解決・達成するためには、何が課題か、課題が生じた理由を本人の意向に沿いながら検討、分析し、それらの解決のために方法として重要なのがマネジメントです。
 さまざまな支援者や支援機関など、対象者を取り巻く関係者に担っていただくプランのご提案を行います(ケアプランの一部として活用していただくことも可能です)。

 実施時の連携、実施後のモニタリング、成果の検証、再計画といった生活行為向上のPDCAサイクルを回し、支援するチームと成果をあげていくことが大切です。


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