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作業療法士Q&A発達障害と診断された児童の入学、学校では何ができる?

発達障害と診断された児童の入学、学校では何ができる?

Q.

 私は市内の小学校に勤務する教員です。今度1年生に入学してくる男の子が、発達障害と診断されているそうです。保護者も学校での支援を希望していて、学校で何ができるのか考えているところです。研修の場で、作業療法士という職種があると聞きました。作業療法士の方は、どんなことをしてくださるのでしょうか?

A.

 作業療法士は、対象となるそのお子さんのより良い生活のあり方を一緒に考えていく職種です。これから始まる小学校生活は、それまでの幼児教育の時代と大きく異なるため多くの子どもたちが戸惑う時期ですが、発達障害があると、さらに混乱が大きくなるかもしれません。

 発達障害といっても、本人が持っている特徴は一人ひとり大きく異なります。作業療法士は、先生方から「どんなことに困っているのか」「どんなことが上手くいっていないのか」をうかがい、お子さんが通う学校の教室や友達などの「環境」の評価、得意なことや苦手なことなどのお子さん本人の評価、混乱している活動そのものの分析を行います。これらの評価結果を受けて、支援の内容を検討していきます。

 作業療法士が行う支援は、一人ひとりのお子さんに合わせて行います。お子さんに合わせて椅子につけるクッションを用意したり、鉛筆にグリップをつけるような道具の工夫、お子さんによっては、視野が狭い場合がありますので、そのお子さんに合わせた机の配置や活動スペースのレイアウトを考えるなどの環境の調整、支援する大人がそのお子さんに関わるタイミングや声のかけ方など関わり方の工夫などを提案とし、学校の先生等を援助するという形で行われます。

 作業療法士は、このように一人ひとりの状態や課題に応じて、個別対応方法を検討することに取り組んでいきます。まさにお子さん一人ひとりの合理的配慮を検討することと言えると思います。

■回答
うめだ・あけぼの学園 作業療法士 酒井康年


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