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専門作業療法士制度に係る大学院との連携(意義・概要)

専門作業療法士制度における大学院との連携の意義

 専門作業療法士制度において、専門作業療法士の取得要件は、1)認定作業療法士であること、2)研修実践、臨床実践、研究実践、教育と社会貢献の実践の4実践において、決められた単位を修得することの2つです。
 4実践の中の研修実践は、専門分野ごとにカリキュラムが定められ、「専門基礎」研修、「専門応用」研修、「専門研究・開発」の3つに分けられています。また、これらの単位を修得する方法として、1)(一社)日本作業療法士協会主催の研修、2)Special Interest Group(SIG)と協会が協力して開催する研修、3)大学院教育の3つが規定されています。
 現在のところ、これらの研修は、一部の専門分野を除き、主として協会主催の研修会として教育部研修運営委員会により企画・運営がなされています。しかし、現行の専門分野の研修数の増加、新規専門分野の増加に伴い、協会主催の研修会も増加の一途をたどることが予測され、将来的には研修会の運営自体に破綻を来す可能性も否定できない状況にあると言えます。
 このような状況への対応として、SIGとの協力や大学院教育など、外部団体等による研修の実施が必須となります。特に大学院教育においては、既に「専門研究・開発」の実施形態として、大学院にて博士、修士を修得(専門分野に関する論文作成)することが含まれており、大学院との連携が想定されています。また、「専門研究・開発」以外の「専門基礎」研修、「専門応用」研修に関しても、より専門的な作業療法教育の場である大学院の講義等に研修内容が合致するものも多く、現行の専門分野によっては大学院における講義等の受講により、研修実践の全ての単位を修得できる可能性もあります。
 このように、専門作業療法士教育における協会と大学院との連携は、協会側には研修実践の単位修得における研修実施の委託によって研修会運営の負担軽減というメリットをもたらし、大学院側には専門作業療法士制度における研修実践の単位取得という宣伝効果及び入学生の獲得というメリットをもたらすと考えられ、積極的な連携を推進すべきと思われます。

専門作業療法士養成における大学院との連携の概要

 専門作業療法士養成における大学院との連携方法としては、専門作業療法士制度専門分野(以下:専門分野)の研修実践における研修項目ごとの研修シラバスと大学院における授業科目のシラバスおよび授業内容を比較し、研修項目と単位の互換性(単位認定)を確認します。大学院がもつ授業科目によっては、専門分野の研修実践の研修カリキュラム全てを満たす場合とその一部を満たす場合などがあります。
 会員は、連携する大学院において、専門分野の研修実践における研修項目に該当する(互換性の認められた)科目を履修することで,当該専門分野の研修カリキュラムの一部あるいは全てを修了することが可能となります。

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