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第50回日本作業療法学会  基調講演1 関連資料について

基調講演1 関連資料 「シリーズ 作業療法の核を問う」の掲載に寄せて

 

第50回日本作業療法学会 学会長 清水兼悦

 

 このたびの第50回日本作業療法学会では、『半世紀の実績と将来への展望 −日本の作業療法を拓く−』をテーマに、これまでの半世紀の実績から継承して行くべきものは何か、そして、次の50年に向けて日本の作業療法が進むべき方向を指し示すべく、基調講演1「50年の実績から未来に残すべきこと」を、第2代会長の矢谷氏、現会長の中村氏を講師に企画いたしました。
 今年は1966年に日本で始めて作業療法士が誕生し、半世紀の節目を迎えます。当時の教育は60年代北米の実践を習い、わが国の作業療法士は神経発達学的治療手技や神経筋促通手技、感覚統合療法などを習得し、機能障害の改善を図ることが障害のある人の生活の再建に結びつくと考えていました。70年代以降、日本では少子高齢化が急速に進み、80年代には医療領域だけの対応ではなく保健福祉領域の体制整備が施策的にも求められるようになり、保健福祉領域での作業療法士の活動が期待されるようになりました。
 こうした流れのなか、第9回の日本作業療法学会(1975年)では、シンポジウム「私の考えるOT」が、第20回〜第23回(1986〜1989年)では、「作業療法の核を問う」というテーマでシンポジウムが3回開催され、専門職としての作業療法の役割が如何にあるべきかの議論が繰り返し展開されました。あれから四半世紀、日本は2013年に総人口に占める65歳以上の割合が25%を超え、未曾有の少子高齢人口減少社会を迎えるため、また災害立国としての脆弱さにも備える「地域包括ケアシステム」の構築が喫緊の課題となり、作業療法は急性期型の医療への貢献と同時に、地域のなかで人々の活動と参加を支援する役割が期待されています。
 変わりゆく国や制度への対応のため、変わるべきモノコトは早急に変える必要がありますが、変わらざるべきモノコトを継承してゆくことが重要です。
 つきましては、この四半世紀に大多数の作業療法士が誕生いたしましたが、「作業療法の核を問う」の議論や内容をご存じない方々も多いのではないかと思い、協会の25周年記念誌「シリーズ 作業療法の核を問う」の一部を修正して掲載することといたしましたので、学会時に役立てていただけると幸甚です。
 なお、後日、協会の50周年事業の一環として発刊される『日本作業療法士協会 五十年史』の中に25周年記念誌もpdfで収載されるとともに、他の資料とともに協会ホームページにも掲載されるとのことです。正式資料としてはそちらをご活用ください。

 

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