5.内外関係団体との提携交流
47都道府県の作業療法士会と緊密に連携し、全国レベルと都道府県レベルで果たすべき役割を分担して、作業療法士が直面している多くの課題に共同で取り組んでいます。また、リハビリテーション医療、医療従事者、障害者等の各種関係団体と、個別に、または協議会等への参画を通して、さまざまな共同事業や渉外活動を行っています。国外においては、世界作業療法士連盟やアジアを中心とした諸外国の作業療法士協会との連携強化を通して、国際的に活躍できる作業療法士を育成するための活動を行っています。近年は、アジア諸国との二ヵ国間協定を締結し、学術・教育を中心とした情報交換に加え、会員間の交流促進を図っています。そして、開発途上国への海外協力隊の派遣を支援しているほか、国際学会での発表や海外での施設訪問を支援する助成金制度に取り組んでいます。また、e-ラーニングなどを通して作業療法士が国際的な視座に立って活躍するための情報を提供しています。
主な事業
■ 世界作業療法士連盟(WFOT)、アジア太平洋作業療法地域グループ(APOTRG)の加盟国として国際会議に参画
■ アジアを中心とした諸外国の作業療法士協会、国際機関との交流
■ 国際学会、シンポジウム等の企画
■ 国際学会での発表や海外での施設訪問を支援するための助成制度や情報提供
参画している主な協議会等
日本作業療法士協会及び都道府県作業療法士会48団体連携協議会、リハビリテーション専門職団体協議会、全国リハビリテーション医療関連団体協議会、日本災害リハビリテーション支援協会(JRAT)、リハビリテーション教育評価機構(JCORE)、訪問リハビリテーション振興財団、チーム医療推進協議会、日本発達障害ネットワーク(JDDnet)、精神保健従事者団体懇談会等