2025年度第4回定例理事会 抄録
日 時:2025年10月18日(土)9:00~12:20
方 法:Zoomによるオンライン会議
出 席:山本(会長)、大庭、谷川(副会長)、小林、関本、髙島(千)、辰己、谷口、早坂、村井(常務理事)、池田、岩上、
上田、澤田、島崎、土居、友利、丹羽、東、松尾、三澤(理事)、岩瀬、香山、澤(監事)
陪 席:田村(委員長)、宮井、岡本、茂呂、岩花(事務局)
Ⅰ.報告事項
1.職務執行状況報告
1)山本伸一会長
・職務執行状況報告 (1)鈴木明子先生を偲ぶ会(仮称)は2026年5月31日に開催することを決定した。(2)先の参議院議員選挙での田中昌史氏の落選に伴い、本会と日本作業療法士連盟で今後の方策について検討している。
・2025年10月25日の2025年度第2回協会長・士会長会議(よんぱち)でのプレゼン資料について 書面報告
2)大庭潤平副会長
・2025年8月期の収支状況について(含「月別入会者数」)2025年4~8月末の入会員数は昨年同期と比べて若干減少している。引き続き広報活動を進めていく。
・事務局職員公募(幹部・一般)について 来年度より着任の予定で事務局長を公募する。
・2025年度海外研修助成制度追加募集(WFOT2026発表者限定)補助対象者について 書面報告
3)竹中佐江子副会長
・日本作業療法士協会組織図 協会組織図を作成した。最新状態での更新運用に努める。
・認定作業療法士読み替え申請者数および登録作業療法士制度前期研修eラーニング講座受講者数について 書面報告
4)谷川真澄副会長
・「協会員=士会員」実現に向けた取り組み:第2回よんぱちでの説明 10月25~26日に開催予定のよんぱちでは、当初からの経緯を説明し、改めて理解を図りたい。
5)小林毅常務理事 テクノロジーを活用した介護現場における生産性向上に関する取り組みへの協力を、厚生労働省より受けた(協会にて三役も出席)。
6)関本充史常務理事
・メタバース運用の進捗報告について メタバース運用の現状報告と期待される効果、今後の予定等について、実際のデモンストレーションにて説明した。
7)髙島千敬常務理事
・医療機関における就労支援に関する意見交換会[開催報告・参加者アンケート結果] 書面報告
8)髙橋香代子常務理事
・2026年度海外研修助成制度の募集期間の延長について 書面報告
9)辰己一彦常務理事
・「地域づくりに資する作業療法士参画モデル事業」の進捗状況について 書面報告
10)谷口敬道常務理事 書面報告
11)早坂友成常務理事 法務省より全国の刑務所への作業療法士配置増員のための予算化に向けた動きがあるとの説明を受けた。
12)村井千賀常務理事
・日本介護支援専門員学術集会(2025年11月1~2日)における作業療法のPRブース出展について 来月開催の日本介護支援専門員学術集会に作業療法のPRブースを展示協賛する。
・外部有識者による精神科作業療法の在り方検討委員会について 有識者による精神科作業療法の在り方検討委員会の外部委員5名が決定し、11月以降、開催する。
・令和6年度老人保健健康増進等事業の成果物である「認知症実践プロトコル」の名称について 「認知症訪問作業療法実践プロトコル」として「Home based Occupational Therapy protocol Alzheimer's disease(HOT-AD)」という名称で今後周知を図っていく。
・(一社)日本作業療法士協会 渉外活動の方針について協会における渉外活動の組織的・継続的な実施と意思決定の明確化を図るため、内規を定めた。
2. その他理事活動報告
1)渉外活動報告(三澤理事)社会保障審議会の障害者部会で、障害福祉計画および障害児福祉計画に係る基本指針の見直しや、障害福祉サービス等の費用状況について議論された。
3. 委員会等からの答申・提言等
1)2025年度第1回MTDLP事例報告会(口頭試問)結果報告について(田村MTDLP審査会委員長)MTDLP事例報告会の結果報告と今後の方策について説明した。
4. その他の報告
Ⅱ.決議事項
1.教育審議委員会における養成教育の在り方検討小委員会について
1)設置および規程について(谷口常務理事)教育審議委員会のもとに養成教育の在り方検討小委員会を設置し、その規程(案)を作成する。 →承認
2)委員の委嘱について(谷口常務理事)小委員会設置に伴い委員を委嘱する。 →承認
2.「協会員=士会員」実現のための検討委員会規程の改定について(谷川副会長)①第2条(設置期間):2028年度末まで延長。②第3条(任務):新方策に即して焦点化。③第4条(委員)、第5条(委員長及び副委員長):担当副会長、常務理事を含める。上記の3点について規程の改定を提案する。 →承認
3.委員の追加委嘱および取り下げ申請について
1)教育関連審査会(谷口常務理事)教育関連審査会(認定作業療法士班)委員取り下げの申請および1名の委員を追加委嘱する。 →承認
2)選挙管理委員会(山本会長)委員を2名推薦する。 →承認
3)「協会員=士会員」実現のための検討委員会(谷川副会長)決議事項2で説明した新しい組織について委員6名を推薦する。 →承認
4)教育審議委員会(谷口常務理事)教育審議委員会に2名の委員を追加委嘱する。 →承認
5)作業療法白書編集委員会(小林常務理事)調査と編集を実行するため、委員を1名推薦する。 →承認
6)メンタルヘルス等産業保健推進委員会(早坂常務理事)委員のうち1名に事務局職員の「従業員支援サービス」を業務委託することとなったため、協会活動から一旦離れていただくこととしたい。 →承認
4.事務局の人事について
1)事務局長代行補佐の追加任命について(山本会長)早坂友成常務理事を追加任命したい。 →承認
2)生活環境支援推進室副室長の辞任について(山本会長)副室長との面談を実施し、室の活動に関するヒアリングと本人の辞任の意向を再確認したため、承認願いたい。 →承認
5.神経変性疾患にかかる会員からの要望について(早坂常務理事)日本パーキンソン病・運動障害疾患学会のポジションペーパーへの本会のクレジット使用について学術担当理事で検討し、方針案をまとめた。 →一部修正のうえ承認
6.現行の養成教育課程の課題を踏まえた作業療法士養成教育の4年制化に関する教育審議委員会への諮問について(谷口常務理事)現行の作業療法士養成教育課程における課題の解決に向けて教育審議委員会に諮問する。 →承認
7.2040年を見据えた作業療法提供体制のあり方について(村井常務理事)こども領域、高齢者、精神科医療の3つのワーキンググループで報告(案)を作成した。12月理事会での決議に向けて審議願いたい。 →継続審議
8.多様な文化的背景をもつ外国人に対する作業療法ガイドラインについて(岩上理事)修正箇所について確認いただき、最終版として承認願いたい。 →承認
9.日本パラスポーツ協会公認中級パラスポーツ指導員養成講習会の継続開催方法について(谷口常務理事)これまでトライアルだった中級パラスポーツ指導員養成講習会の継続開催の適否の審議およびその開催方法について提案する。 →承認
10.HPリニューアル費用にかかる予算の付け替えおよびシステム積立の目的外取り崩しについて(谷川副会長)①ホームページリニューアルが資産取得に該当すると判断されたため、その費用を委託費ではなく「システム積立」から取り崩し、支払いに充てることについて。②その結果、制作広報室のホームページリニューアルにかかる2025年度の委託費の支出が未執行となることについて。 →承認
11.その他
香山監事から、大切な議論に多くの方々が参画できるような理事会設定の調整・検討をお願いしたいとの意見が出された。
澤監事から、十分な審議のための資料の読み込みをしたいので、もう少し早めの資料提供をお願いしたいとの意見が出された。