2023年度第5回定例理事会 抄録
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日時:2023年10月21日(土)13:00~18:48
方法:ZoomシステムによるWeb会議
出席:山本(会長)、大庭、香山、三澤(一)(副会長)、酒井、清水、関本、髙島(千)、谷川、早坂(常務理事)、池田(勝)、上田、小林、佐藤、島崎、髙橋、竹中、辰己、谷口、土居、能登、二神(理事)、澤、長尾(監事)
陪席:三沢(幸)(委員長)、東、高畑、宮井、岡本、杉田、茂呂、岩花(事務局)
【本文】
Ⅰ.報告事項
1.議事録
1)2023年度第4回定例理事会(7月15日) 書面報告
2)2023年度第1回常務理事会(8月31日) 書面報告
3)2023年度第2回常務理事会(9月27日) 書面報告
2.職務執行状況報告
1)山本伸一会長 書面報告
(1)正会員の入退会 書面報告
(2)事務局員(部員等)の任免 書面報告
(3)他組織・団体等の協会代表委員名簿(2023年度:10月三役会現在) 書面報告
(4)日本リハビリテーション病院・施設協会特別セッション:プレゼン資料 9月23日開催のシンポジウムで「地域で暮らす、その人らしい生活の実現に向けた日本作業療法士協会の取り組みの一例と今後の課題」というテーマで報告した。
(5)社会保障審議会介護給付費分科会:ヒアリング資料 10月2日に「地域包括ケアシステムのさらなる深化・推進に向けたリハビリテーションに関わる取り組みの充実」というテーマで、本会、日本言語聴覚士協会、日本理学療法士協会がヒアリングを受けた。
(6)組織力強化を目指す各都道府県士会と協会の役職者意見交換会 2023年11月1日~2024年3月31日の期間でWeb方式による意見交換会の事業を企画した。
(7)R5障害者総合福祉推進事業への協力依頼(補助犬の専門職のかかわりに関する調査研究) 書面報告
2)大庭潤平副会長 書面報告
(1)2023年8月期の収支状況(岡本財務課長) 今年度の入会者が少なく、正会員の受取会費の執行状況も昨年度より少し低下している。
(2)システム開発の進捗状況(宮井総務部長) BIPROGY社より、結合テストが遅延しているが、システムテストを効率よく進めてリリース時期は変更しない方針を示された。
(3)委員会等の活動に関するいくつかの留意点(宮井総務部長) 資料03-04に沿って説明した。
(4)委員会等諸規程の詳細確認と条項の確定(香山副会長) 委員会等規程は、既に5月・6月の理事会で審議・承認決議されているが、総務部で改めてすべての委員会等規程を見直し、最低限の統一を図り、また、もとの条項に新たな意味を付加しない範囲で文言や構文を整理した。
(5)学校養成施設別入会率(2023年9月30日現在) 書面報告
3)香山明美副会長 書面報告
(1)『作業療法白書2021』と「都道府県別集計データ」の公表 『作業療法白書2021』発刊に際して使用したデータと「都道府県別集計データ」は集計方法に一部違いがあることにより差が生じていることの注釈を明記し、本会ホームページに掲載する。
(2)「精神科医療機関における障害者の虐待防止の手引き」に関する日本作業療法士協会の意見 理事からの意見をまとめ、山本会長名で精神科看護協会に提出した。
4)三澤一登副会長 書面報告
(1)渉外活動報告 書面報告
5)酒井康年常務理事 書面報告
(1)渉外活動報告 書面報告
6)関本充史常務理事 書面報告
(1)よんぱち:第2回協会長・士会長会議 意見交換、グループワークでは「協会員=士会員」、組織率向上対策に関して活発な議論がなされた。また士会が行う社会貢献事業に関して士会からの報告があり、士会間での情報共有も行った。次回は11月25日(土)にオンラインで実施予定。今後の進め方については、基本資料・動画配信として、意見交換や検討を重視していくことを検討。
(2)「協会員=士会員」実現のための方策案の検討状況(三沢(幸)「協会員=士会員」実現のための検討委員長) 「協会員=士会員」に向けた方策案と今後のスケジュールを作成した。
(3)訪問リハビリテーション振興委員会/訪問リハビリテーション振興財団報告(竹中理事) 管理者養成研修等を年間通じて行っているが、リハビリ専門職向けの通所介護、通所リハビリテーションの研修の参加申し込みが少ない状況となっている。
7)清水兼悦常務理事 書面報告
8)早坂友成常務理事 書面報告
(1)新生涯学修制度の検討状況 2020年12月19日の常務理事会から2023年10月19日の三役会までの議論経緯をまとめた。
(2)がんのリハビリテーション・リンパ浮腫診療ネットワークコンソーシアム(仮称)への加盟依頼 書面報告
(3)専門作業療法士大学院連携の取り消し 書面報告
(4)指定規則改正に向けての進捗と課題報告 指定規則改正に向けたアンケートを実施した。その回答内容は11月をめどにデータ整理する。今後はカリキュラム内容等、必要に応じて教育部内に検討部会(WG)をつくり、協議を進めていく。
9)髙島千敬常務理事 書面報告
(1)中医協資料(入院・外来医療等の調査・評価分科会におけるこれまでの検討状況) 回復期リハビリテーション病棟における適切なアウトカム評価は、運動器疾患に対するリハビリテーションについて、実施単位数に応じた評価の検討が必要であるとの指摘があった。急性期におけるリハビリテーション・栄養等については、土日祝日にリハビリテーションを提供するための体制を確保するため、このような取り組みは診療報酬において評価されるべきとの指摘があった。
10)谷川真澄常務理事 1,700自治体の担当者配置事業に関して、地域支援会議を6月と10月に2回行った。都道府県士会における課題に対応できるよう、配置方法のカタログ化の作業を進めている。
11)池田望常務理事 書面報告
(1)2024年WFOT代表者会議の参加支援費について 書面報告
(2)韓国作業療法士協会の国際交流窓口 書面報告
12)村井千賀常務理事 書面報告
(1)日本公的病院精神科協会主催令和5年度精神科作業療法士研修会報告 書面報告
(2)渉外活動報告 書面報告
3.その他理事活動報告
1)渉外活動報告 書面報告
4.委員会等の活動報告
常設委員会
1)作業療法マニュアル編集委員会(清水常務理事) マニュアルの発刊を一旦止めて、時間をかけてマニュアルのあり方を検討していく。意見をお寄せいただきたい。
2)学術誌編集委員会 書面報告
3)研究倫理審査会 書面報告
4)教育審議委員会 書面報告
5)教育関連審査会 書面報告
6)国際諮問委員会 書面報告
7)倫理委員会 書面報告
特設委員会
1)組織率対策委員会(清水常務理事) 2023年5月に行った個人向けアンケート調査結果を解析し、中間報告の提言を作成した。
2)作業療法ガイドライン編集委員会 書面報告
3)学会企画委員会 書面報告
4)事例報告審査会 書面報告
5)学術評議員会設置検討委員会 書面報告
6)作業療法学全書編集委員会 書面報告
7)認知症バリアフリー社会推進委員会 書面報告
8)APOTC実行委員会 書面報告
9)外国人に対する作業療法臨床ガイドライン編集委員会 書面報告
10)「協会員=士会員」実現のための検討委員会 書面報告
5.その他
1)日本作業療法士連盟活動報告 書面報告
Ⅱ.決議事項
1.諸規程の整備について
1)研究倫理審査委員会規程(改定案)(清水常務理事) 組織改編に伴う委員会名称変更のため、規程を改定する。 →承認
2)日本作業療法学会優秀演題賞の表彰に関する規程(改定案)(清水常務理事) 組織改編に伴う組織名の変更、優秀演題の表彰者の変更のため、規程の改定案を作成した。 →承認
3)学会企画委員会規程(改定案)(清水常務理事) 学会企画委員会において、優秀演題の表彰者について、協会長からではなく学会長からの授与が望ましいと判断し、規程の修正案を作成した。 →承認
4)職員給与規程見直しと人事管理制度創設に係る検討内容・方法・スケジュールの変更について(香山副会長、谷川常務理事) 今年度第1回理事会で承認された検討チームで検討を重ねた結果、事は職員給与規程の改定といった表層的な問題にとどまらず、日本作業療法士協会の基本理念を土台に据え、財務体質のあり方を検討し、本会の実情に合わせて人事管理制度を構造化していく作業が必要であるため、改めて検討すべき内容、そのための方法、スケジュール案について審議願いたい。 →承認
2.WFOT代表・代理に関する規程、第二代理の選定、代表・代理の任期について(大庭副会長) 2024年2月のWFOT代表者会議以降に「世界作業療法士連盟へ派遣する本会代表及び代理に関する規程」(仮称)を整備すること、佐藤善久氏を改めて第二代理に選定すること、代表と代理の任期について承認願いたい。 →承認
3.学術委員会疾患別学術対策小委員会設置および委員委嘱について(清水常務理事) 学術委員会において、疾患別学術対策小委員会を設置したく審議願いたい。 →名称については要検討とし、承認
4.委員会等の構成員の委嘱について
常設委員会
1)教育関連審査会 2)介護報酬改定対策委員会 3)障害福祉サービス等報酬改定対策委員会 4)MTDLP事例審査会 5)表彰審査会 6)会員福利厚生委員会
特設委員会
1)事例報告審査会(一般事例査読者) 2)学術評議員会設置検討委員会
3)メンタルヘルス等産業保健推進委員会 4)中級パラスポーツ指導員養成講習会事業検討委員会 5)災害作業療法検討推進委員会 6)MTDLP推進委員会
(山本会長) 8委員会と4審査会の構成員を承認願いたい。 →承認
5.2024年WFOT代表者会議(WFOT CM)参加に係る費用(概算)について(大庭副会長) 2024年2月29日~3月3日にバミューダで開催予定のWFOT CM参加に係る費用について承認願いたい。 →承認
6.他組織・団体等の協会代表委員等の選定及び費用負担等について(改定案)(香山副会長) 2018年12月理事会で承認され、その後2019年4月の理事会で一部追加されて今日に至っているが、より現実的な運用を念頭に置き、これまでの運用を一層精緻化するため、ルールを追補した改定案について審議願いたい。 →承認
7.生涯学修制度前期研修(eラーニング受講)の受講料および前期研修eラーニングコンテンツテーマについて(早坂常務理事、竹中理事・教育部長、高畑生涯学修制度検討班長)
1)生涯学修制度前期研修(eラーニング受講)の受講料について、会員は無料、非会員は有料とする。 →承認(ただし、財務課と相談・検討後、再度変わり得ることを前提とする)
2)前期研修eラーニングコンテンツテーマについて、2022年10月定例理事会で提案、意見収集を行った。それを踏まえて70個のコンテンツテーマとしたい。 →承認
8.日本作業療法士協会が行う声明の発出について(山本会長) 本会が行うソーシャルアクションの対応体制については、今年度第1回常務理事会にて、他団体の動向も踏まえて論点整理を行い、再度検討して最終案を取りまとめた。このたび3つの論点に即してまとめ直し、三役案を提示したので審議願いたい。 →承認
9.公表する文書について
1)『作業療法士の職業倫理指針』(改訂案)(大庭副会長) 職業倫理指針は最終改訂から15年以上が経過し、時代の変化に合わせた修正が必要と考え、倫理委員会で改訂案を最終版として取りまとめた。職業倫理指針の大枠は変更せず、部分改訂を行うことと、改訂内容について審議願いたい。 →承認
2)『作業療法士の倫理に係る事例集』(改訂案)(大庭副会長) 倫理委員会で改めて事例集全体を見直ししたところ、時代に合った内容に改訂することが必要と考えた。現在倫理委員会では新しい事例集の作成も検討していることから、部分改訂とすることと、その改訂内容について審議願いたい。 →承認
3)第三次作業療法 5 ヵ年戦略(2018-2022)の総括(香山副会長) 各部署の責任者の方にそれぞれ事業ごとに総括文を記述していただいた。11月号の機関誌に掲載を予定しており、承認願いたい。 →承認
10.本会事業に係る研究成果物の公表について(清水常務理事、能登理事・学術部長) これまで明確な決まりを定めておらず、学術部にてその内規案を作成したので審議願いたい。 →表現について再度検討したものを三役で確認することとし、個人に関しては承認
11.学術誌『作業療法』の査読管理および編集・制作業務の外部委託について(清水常務理事) 学術部および学術誌『作業療法』の人員体制の整備に関する検討を行い、外部委託を含む体制への変更が適切と判断したため、承認願いたい。 →承認
12.システムの受入テスト業務の外部委託について(大庭副会長) 2.1次システムの受入テスト業務を外部委託するための業者選定について審議願いたい。 →承認
13.その他
Ⅲ.審議事項
1.2024 年度重点活動項目について(大庭副会長) 各理事より事務局に寄せられた意見を集積し、各担当部署で検討し、事務局案を作成した。 →継続審議(今月末までに事務局へ意見をお寄せ願いたい)
2.2024 年度予算申請状況と予算編成に向けての基本的な考え方について(香山副会長、岡本財務課長) 2024年度予算総計表、2024年度収支予算案は資料50-01に記載しており、各部・委員会の予算申請状況は資料50-02~13のとおりである。予算編成に向けての基本的な考え方については資料50-14のとおり提案する。 →継続審議
3.2024 年度定時社員総会の開催方針(開催形式)について(大庭副会長) 2024 年度定時社員総会の開催形式は、1.新型コロナウイルス感染症が引き続き5類感染症に位置づけられる場合の開催方針について、2.コロナ感染が拡大し、県外への外出が制限される場合の開催方針について、3.ライフイベントやその他の事由によりやむを得ず会場出席できない代議員への配慮としてハイブリッド型参加型バーチャル形式によるオンライン配信を継続する必要があるかについて、4.会場はこれまでどおり日経ホールでよいかについて、審議願いたい。 →継続審議
4.その他