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理事会資料

2024年度第3回定例理事会 抄録

日 時:2024年8月17日(土)13:00~17:47
方 法:ZoomシステムによるWeb会議
出 席: 山本(会長)、大庭、香山、三澤(副会長)、池田(望)、酒井、清水、関本、髙島(千)、谷川、早坂、村井(常務理事)、池田(勝)、上田、小林、島崎、髙橋、竹中、辰己、谷口、土居、能登(理事)、澤、長尾(監事)
陪 席:東、宮井、岡本、杉田、茂呂、岩花、伊藤(事務局)

Ⅰ.報告事項
1.議事録
 1)2024年度第2回定例理事会(6月15日)書面報告
 2)2024年度第3回常務理事会(6月28日)書面報告
 3)2024年度第4回常務理事会(7月26日)書面報告
2.職務執行状況報告
 1)山本伸一会長 書面報告
 (1)会員の入退会の承認について 書面報告
 (2)事務局員(部員等)の委嘱取り下げ・追加委嘱の承認について 書面報告
 (3)被災した会員の会費免除の承認について 書面報告
 (4)田中昌史議員の2025年参院選における公認決定とその周知について 田中昌史議員が2025年度の参議院議員選挙の自民党の全国比例代表候補者として公認された。今後、県士会へも報告する。
 2)大庭潤平副会長 書面報告
 (1)理事会資料の作成・提出要領等について 次回10月の理事会から、作成・提出要領に基づいて資料を作成し、随時改良しながら効率的な理事会を目指したい。なお、会議中の画面上の資料共有の操作は理事本人が行うことを原則とする。
 (2)2024年第1四半期の収支状況について(含「月別入会者数」)昨年、一昨年と比べると微増の傾向がある。
 (3)財務戦略会議・経営戦略検討会議の開催について 協会事業を推進するためには財務的戦略をしっかり検討する必要があることから、経営戦略会議・財務戦略会議を設ける。
 (4)2025年度予算にかかる収入予測、予算目安額、審議の方針と方法について(岡本財務課長)来年度の収入予測(8億2,421万5,400円)をもとに、予算成立までの流れを説明した。
 (5)システム開発の進捗状況について おおむね順調に進捗しており、年内にシステムをリリースできる見込みである。
 (6)世界作業療法士連盟へ派遣する本会代表および代理に関する規程について 
 (7)APOTRG(アジア太平洋地域グループ)の役員選挙立候補について 現役員の石橋英恵氏は今期をもって退任の意向を示している。次期役員選挙では、新たに髙橋香代子氏が副会長に立候補することとなった。
 (8)第8回アジア太平洋作業療法学会(APOTC2024)の準備状況について 順調に推移している。理事の方々には今後ともご協力をお願いしたい。
 3)香山明美副会長 「誰もが主役 多様な協会へ」に関連して、9月初旬、理事にアンケートを配信するので協力いただきたい。
 4)三澤一登副会長 書面報告
 (1)渉外活動報告 書面報告
 5)酒井康年常務理事 書面報告
 (1)岩手県障がい者スポーツ協会主催:R6年度PT・OT中級パラスポーツ講習会への協力 書面報告
 (2)5歳児健診への作業療法士参画に関する情報交換会開催報告 7月28日に5歳児健診への作業療法士参画に関する情報交換会をオンラインで開催した。今回の活動を通じてこども家庭庁ともパイプができたので、積極的にコミットしていきたい。
 6)関本充史常務理事 書面報告
 (1)訪問リハビリテーション振興委員会/訪問リハビリテーション振興財団報告 書面報告
 (2)鳥取県士会との個人情報の取り扱いに関する覚書(修正案)について 1)鳥取県作業療法士会に「会員の個人情報の取り扱いに関する覚書」の修正案を提示したところ、一部に認識の齟齬があったことがわかり、やりとりしている。2)8月16日現在、方策について未回答の士会は9士会である。未回答の士会の士会長に個別に電話連絡を行う等、今年度上半期中に全士会の合意を得るべく進めていく。
 7)清水兼悦常務理事 書面報告
 (1)2025年度課題研究助成制度募集について 課題研究助成制度募集要項が一部変更となった(学会発表経験が不問に、助成課題の種別を設けず1件上限50万円に、研究成果の論文投稿が必須に)。
 8)早坂友成常務理事 7月25日に2回目の指定規則改正に関する合同会議を実施した。9月26日に3回目を行い、その後は厚労省との検討に入る予定である。
 9)髙島千敬常務理事 書面報告
 10)谷川真澄常務理事 書面報告
 (1)市町村担当者の役割の明文化について 2023年度重点活動項目であった市町村担当者の役割の明文化について前回6月15日の定例理事会で報告したが、理事からの意見集約、常務理事会、三役会を経て内容を変更した。
 11)池田望常務理事 書面報告
 12)村井千賀常務理事 書面報告
 (1)渉外活動報告 包括的支援マネジメントについて、日本老年精神医学会について、かかりつけ医認知症対応力研修会について、日本神経学会について、報告した。
3.その他理事活動報告
 1)渉外活動報告 書面報告
4.委員会からの答申・提案
 (1)次期診療報酬改定に向けた対応方針に関する答申(診療報酬対策委員会)書面報告
 (2)OTフルガード保険(団体総合生活保険)の見直しについて(会員福利厚生委員会)書面報告
 (3)認定作業療法士制度の見直しについて(教育審議委員会)書面報告
 (4)第四次作業療法5ヵ年戦略における提案(精神科の作業療法在り方委員会)書面報告
5.委員会等の活動報告
 常設委員会
 1)課題研究審査会 書面報告
 2)教育審議委員会 書面報告
 3)教育関連審査会 書面報告
 4)診療報酬対策委員会 書面報告
 5)地域共生社会対策委員会 書面報告
 6)国際諮問委員会 書面報告
 7)会員福利厚生委員会 書面報告
 特設委員会
 8)作業療法ガイドライン編集委員会 書面報告
 9)学術評議員会設置検討委員会 書面報告
 10)作業療法学全書編集委員会 書面報告
 11)災害作業療法検討推進委員会 書面報告
 12)アジア太平洋作業療法学会実行委員会 書面報告
 13)組織率対策委員会 書面報告
 14)精神科の作業療法在り方委員会 書面報告
6.その他の報告
 1)日本作業療法士連盟活動報告 書面報告

Ⅱ.決議事項
1.2025年度重点活動項目について(大庭副会長)4月以降、議論してきた2025年度重点活動項目の最終案を示すので、承認願いたい。  →Ⅲ「特別重点項目」の2の末尾の「改定と会員への周知」を「改定と周知」と修正して承認
2.会費徴収におけるクレジットカード払いの導入について(大庭副会長)2027年度会費からのクレジットカード払いの導入については既に承認を得ているが、1年前倒しして、2026年度会費(2026年2月以降回収分)から、徴収方法の1つにクレジットカード払いを加えたい。  →承認
3.WFOT第一代理・第二代理の選任・委嘱について(大庭副会長)2024年12月31日で髙橋第一代理と佐藤第二代理の任期が終了する。佐藤第二代理は退任の意向を示しているため、第一代理に髙橋香代子氏、第二代理に上梓氏を任命したい。任期はどちらも2025年1月1日から2028年12月31日である。  →承認
4.委員会等の構成員の追加委嘱について(山本会長)教育関連審査会認定OT班の追加委嘱と、組織率対策委員会の委員の委嘱取り下げおよび追加委嘱を承認願いたい。  →承認
5.諸規程の整備
 1)大規模災害時支援活動基本指針の改定について(小林理事)今回は喫緊の課題に対応できるような修正・変更を承認願いたい。長期的にはしっかり整備していきたい。  →承認
 2)選挙関連規程の改定について(大庭副会長、伊藤選挙管理委員長)候補者クオータ制が導入されること、前回より役員選挙をインターネット投票にしたこと等により生じた課題を整理すること、さらに、副会長の選出方法を新たに規定するため、選挙管理規程と役員選出規程を改定したい。  →承認
 3)旅費規程(宿泊費)について(大庭副会長、三澤副会長)宿泊費上限超過の場合について、対面会議等開催の理由、前泊・後泊の理由、上限超過の理由を付記した理由書を提出し、部長(室長)・委員長、財務担当理事の承認を得た後、支給することを規定したい。  →一定期間運用して集まった事例をもとに規定を再度検討することとして承認
6.『作業療法ガイドライン(2024年度版)』について(香山副会長)6月定例理事会後、理事の意見を受けてさらに修正したものを承認願いたい。「今後の課題」として挙げた事項は、次回改定に向けて議論していく。  →承認
7.教育事業関連
 1)臨床教育水準について(竹中理事、谷口理事)指定規則改正に向けて、臨床実習で作業療法学生が実施可能な基本技術の水準(案)について、ICFで区分した3水準案を上程する。将来2水準にすることを今後の課題とする。  →承認
 2)新生涯学修制度登録作業療法士定義について(竹中理事)担当部署での検討並びに8月三役会での意見を踏まえて作成した最終案を上程する。  →登録作業療法士・認定作業療法士・専門作業療法士を混乱なく区別できる説明の必要性、片仮名英語等、用語の問題があることを認識したうえで承認
 3)認定作業療法士の読み替え案検討について(早坂常務理事)認定作業療法士の増加とさらなる活用を目指し、認定作業療法士取得要件の読み替えの実施を提案する。   →各要件に対応する読み替え案をさらに検討し、次回理事会に提案することとして継続審議
 4)『作業療法学全書』改訂第4版
 (1)構成(各巻の章、項目一覧)について(三澤副会長)協会の組織改編に伴い再構成された委員会から新たな提案がなされたため、編集方針、巻立て、章立てについて再度審議願いたい。  →全体的な方向性は共有できるが、委員会を含めた意見交換の場が必要であるとして継続審議
(2)執筆者に対する執筆料の支払いについて(三澤副会長)  →全書の全体像が承認された後、新たに審議するため取り下げ
8.その他

Ⅲ.審議事項
1.MTDLP指導者養成制度規程の新設について(村井常務理事)別々に実施してきたMTDLP研修および指導者の認定制度を一貫的に見直し、研修と審査、認定を定めたMTDLP指導者養成制度規程を新設する。2025年度、新生涯学修制度と合わせた施行を目指している。規程(案)について意見を頂戴したい。  →継続審議
2.その他(小林理事)1)2)とも次回理事会で回答してほしい。1)「作業療法の処方」という文言について、教育部で関係各所と調整を進めるとのことだったので、その後の経過。2)学会長を務める人材は、学術部だけでなく、臨床の方も対象にすることを検討するとのことだったので、検討の経過または結論。