2025年度第2回定例理事会 抄録
日時:2025年6月21日(土)13:00~15:52
場所:日経・大手町セミナールーム2-A(千代田区大手町1-3-7 日経ビル6階)
Zoomによるオンライン参加併用
出席:山本(会長)、大庭、竹中、谷川(副会長)、小林、関本、髙島(千)、髙橋、辰己、谷口、早坂、村井(常務理事)、池田、岩上、上田、澤田、島崎、土居、丹羽、長谷、東、松尾、三澤(理事)、岩瀬、香山、澤(監事)
陪席:宮井、岡本、茂呂、岩花(事務局)
Ⅰ.報告事項
1.職務執行状況報告
1)山本伸一会長
(1)システムリリース後の進捗状況と今後の見通しについて 5月21日本格稼働以降、順調に進捗。7月まではBIPROGY社が保守を行うが、同月中に適宜引き継ぎながら、8月からはザンシン社の保守に移行する。
(2)その他 第62回日本リハビリテーション医学会学術集会、第11回リハビリテーションを考える議員連盟総会、自民党における参議院政策審議会、【超党派】高次脳機能障害法案に関する意見交換会、失語症における要望について報告した。
2)大庭潤平副会長
(1)2025年度定時社員総会の報告について 書面報告
(2)2024年度の会員動向と確定組織率等について 書面報告
(3)2025年5月期の入会状況について 書面報告
(4)2026年度課題研究助成制度募集について 書面報告
(5)WFOT団体会費と個人会員会費の増額(2026-2027年度)について WFOTから2026-2027年度の団体会費と個人会員会費の増額が提案され、日本は反対したが、値上げが可決された。
(6)2025年度台湾-日本作業療法ジョイントシンポジウムの延期(台湾主催)について 書面報告
(7)第四次作業療法5ヵ年戦略の中間見直しについて 2025年度で3年目を迎え、必要な見直しを実施する。各部署での中間評価を踏まえて検討をお願いしたい。
(8)損保ジャパン社からの事故報告について 損保ジャパン社から、作業療法士賠償責任保険制度Web募集における保険金額の誤表記について謝罪があった。また、4月に発生した同社システムへの不正アクセスによる情報漏洩の可能性について報告があり、謝罪があった。
3)香山明美前副会長 書面報告
4)三澤一登前副会長 書面報告
5)酒井康年前常務理事 書面報告
6)関本充史常務理事
(1)ホームページリニューアルについて 書面報告
(2)訪問リハビリテーション振興委員会/訪問リハビリテーション振興財団報告 書面報告
7)清水兼悦前常務理事 書面報告
8)早坂友成常務理事
(1)2023年度WFOT不認可校への特別措置の終了について 2023年度のWFOT不認定校に対して行った特別措置は昨年度で終了し、継続しない。
(2)次年度重点課題研修企画およびeラーニングコンテンツの他部署起案募集について 書面報告
9)髙島千敬常務理事 診療報酬改定要望が大詰めで、10年来要望している疾患別リハの施設外リハビリテーションが良い方向に向かうかもしれない。
10)谷川真澄前常務理事
(1)かがやきプロジェクトについて 「誰もが主役・かがやきプロジェクト」を進めるため、機関誌による発信、オンラインイベント、対面イベント等の活動を行った。
(2)2025年度重点活動項目「地域で活躍できる作業療法士を育成するための研修システムの構築」について、教育部と連携してさらに進める。
11)池田望前常務理事 書面報告
12)村井千賀常務理事
(1)介護医療院における東京都国保連合会の指摘について、都道府県作業療法士会報酬担当者連絡会で周知した。
(2)公的病院精神科協会との連携で、精神科医療における作業療法士の質の向上に向けて作業療法委員会の設置が決まった。
(3)NHK「あしたが変わるトリセツショー」で紹介した「興味・関心チェックシート」に対し、視聴者からNHKに質問等が寄せられている。協会や理事に質問等が来た場合は対応をお願いしたいとの要望があった。
Ⅱ.決議事項
1.理事の人事について
1)副会長の担当職務と、会長の職務を代行する場合の順序(山本会長)2025年度第2 回臨時理事会で選定された会長および3名の副会長について、分担執行する担当職務と会長代行順序を提案する。 →承認
2)常務理事の担当職務(山本会長)常務理事が分担執行する担当職務を提案する。 →一部修正のうえ承認
3)理事の職務(山本会長)2025~2026年度の理事の担当職務を提案する。 →承認
4)外部団体等における担当(山本会長)外部団体・協議会等に協会から派遣する担当理事を提案する。 →一部修正のうえ承認
2.事務局の人事について(山本会長)部長、室長等の事務局人事を提案する。 →承認
3.委員会等委員の追加委嘱について
1)教育関連審査会(早坂常務理事)教育関連審査会認定作業療法士班の欠員補充のため2名を追加委嘱する。 →承認
2)MTDLP審査会(村井常務理事)公開で口頭試問の審査をするに当たり、名簿記載の会員を委嘱する。 →承認
3)メンタルヘルス等産業保健推進委員会(竹中副会長)メンタルヘルス等産業保健推進委員会の構成員を追加委嘱する。 →承認
4.第61回日本作業療法学会(広島)学会長の選定について(大庭副会長)選定基準にのっとり、新宮尚人氏(聖隷クリストファー大学)を推薦する。 →承認
5.専門作業療法士(運転と地域移動支援(仮))の名称、定義、取得要件等について(竹中副会長)今年度内に専門作業療法士取得者を輩出するため、分野名称、英語表記、定義等を確定し、運用を進めたい。 →一部修正のうえ承認
6.災害支援活動の基本理念、災害支援活動の基本方針および災害支援活動の規程(仮称)について(小林常務理事)改正ワーキンググループの答申に基づき、災害支援活動の基本理念(案)、基本指針(案)を提案する。 →承認
災害支援活動の規程(仮称)は、例示のような規程をつくる方向で、規程の内容、マニュアルについて7月中に理事の意見をいただきたい。 →承認
Ⅲ.審議事項
1.2026年度重点活動項目について(谷川副会長、大庭副会長)常務理事会の審議を踏まえ、三役会で原案を取りまとめた。7月の常務理事会でさらに検討を深め、8月の定例理事会で決議するため、皆さんの意見・提案をいただきたいとの説明に対し、会員の共通理解が得られるよう文言の具体化を求める意見があった。
2.その他
関本常務理事より新任理事に対し、よんぱちの趣旨説明と協議会出席の要請があった。
小林常務理事より、4月理事会で要望した福祉用具の研修会に関する調査の進捗に関する質問があり、山本会長が次回理事会までに準備すると述べた。