よくあるご質問

「認定作業療法士」や「専門作業療法士」のメリットは何でしょうか。

学修制度(生涯教育制度)全般について

制度で示される「認定作業療法士」や「専門作業療法士」は作業療法士の専門性を向上させて、対外的に作業療法の効果や有用性を訴えていけるものとしていくものです。
この点では、会員各自がメリットを作り出す必要があります。
毎年12月頃に「認定作業療法士の認定の更新へのご協力と活用について」という文書を会長名で施設長あてにお知らせしておりますので、施設内での認知度が向上するのではないでしょうか。
また、医療広告が規制緩和されてきているので、将来的に広告に「専門作業療法士が〇〇名勤務!」などと表示されるようになるかもしれません。
作業療法士養成施設では要件の一つに「認定作業療法士が複数名、所属をしていること」があり、要件をみたしませんとWFOT(世界作業療法士連盟)認定校として承認されません。
臨床の施設でも「1名は認定作業療法士(将来的には専門作業療法士)」といった施設基準ができるように作業療法士自身が専門性を向上させていく必要がある制度です。
このような制度に多くの作業療法士が参加しないと、対外的に作業療法士の有用性が示すことができずに対象領域や職域が狭くなることも予想されます。

「登録作業療法士と認定作業療法士の目指す方向性」が2024年10月理事会で決定されました。
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