学術・研究

一般事例の受付停止について

【重要】
日本作業療法士協会「事例報告登録制度」 
一般事例の受付終了について         事例報告審査会 2023年11月

システムの老朽化を主な要因として、一般事例報告の新規事例の受付は、20199月末に停止しておりましたが、事例報告審査会での討議を経て、202310月理事会で報告し、一般事例報告の新規事例審査受付を再開せず2023年度末(2024年3月)に事例審査に関する業務を終了することとなりました。

 事例審査の状況は、202341日〜913日までの審査終了事例198事例、新基準合格事例136件(合格率68.7%)、新基準不合格事例62件(不合格率31.3%)でした。迅速な審査を行うために202211月から「新基準」による審査を開始し、20219月(新規登録の受け付け終了)の駆け込み登録の事例審査は全て終了し、再登録審査待ち事例が数十例ある状態です。

今後は、202312月末までに再登録の審査を終了し、20241月〜3月で新基準合格事例の字句修正を行います。そのなかで、これまでに複数回修正事例を登録していて、今後新基準合格の見込みが薄い事例(実践内容そのものが不明確、何度指導しても実践について適切な文章で表現することが困難、審査員のコメントを理解することが難しく修正できないなど)については、審査終了の案内をする予定です。

 認定作業療法士取得や更新の要件としての臨床能力実績(旧名称:事例報告)の読み替えについては、現在の対応「臨床実践報告書;認定作業療法士による指導を受けて作成する様式」や「その他の要件」(認定作業療法士の 申請および更新に関する手続き等 解説書 -2023 年度 9 月版https://www.jaot.or.jp/files/page/kyouikubu/ninteiot-tebiki-202309-2.pdfを熟読してください)を継続し、会員の認定作業療法士の新規申請や更新申請の要件について、現在の会員の権利が保たれるよう配慮を継続します。(読み替えにつきましては、20214月の理事会承認を経て、ホームページや機関誌を通じてご案内しておりますとおりです。)
*生涯教育制度については、下記のアドレス(
教育部 生涯教育担当 )にお問い合わせください。 
ot-syougaikyouiku@jaot.or.jp 

 現在事例報告登録システムからアクセスできる公開済みの一般事例報告については、今後アクセスできなくなることが予定されています(時期未定)が、引き続き、何らかの形で会員が任意に公開されている事例報告にアクセスできる仕組みを学術評議会設置検討委員会で検討していきます。

一般社団法人日本作業療法士協会では,平成17年9月1日より「事例報告登録制度」を開始しました.
(*2023年10月理事会決定により、一般事例については、2024年3月末で業務を終了いたします

「事例報告登録制度」は次の3点を主な目的として開始されました.

  1. 事例報告の作成によって会員の作業療法実践の質的向上を図る
  2. 事例報告の分析によって作業療法成果の根拠資料を作成する
  3. 事例報告の提示によって作業療法実践の成果を内外に示していく

 本制度への事例登録は,生涯教育制度の「認定作業療法士」申請の要件である「症例報告」を兼ねています.事例報告は,基礎コース・専門コースの受講有無にかかわらず,いつでも登録することができます.
※ただし,MTDLPの事例登録は,  MTDLP研修制度の実践者研修(事例検討会)の修了の要件に係わるため,MTDLP基礎研修修了が条件となります  

1.同意書について (平成27年7月30日以降使用)

2.手引きと操作マニュアルについて

 登録画面の操作を解説した「事例報告登録マニュアル」は事例報告登録システムのトップ画面よりダウンロードすることができます.

3.IDとパスワードについて

 事例登録時には会員管理システムと共通のID(会員番号)・パスワードが必要となります

 

事例報告登録への入り口

 一般事例審査新基準の設定について

 2021年9月末をもって新規受付を停止している一般事例報告について,締め切り間際の新規事例の申込みが非常に多く,現状の審査基準(手続き)では,すべての事例報告の審査終了まで数年かかる見通しとなり,報告者の皆様にはご迷惑をおかけすることが想定されました.これまでの審査手続きでは,臨床実践の内容が十分読み取れる状態であるものの文章表現などの修正を要する(一度の修正で合格可能と見込まれる)事例も不合格として再審査をしていただいており,その際の審査についても,受付順に審査を行う(公平性の確保のため)なかで審査終了までに多くの時間を要することとなっていました.加えて,COVID-19の影響もあり,審査結果を待つ報告者の皆様のご希望に沿いにくい状況が続いておりました.
 このようなことから,審査結果を迅速に返却するため検討を重ね,「臨床実践が十分で、一度の修正で合格見込みのある事例」を合格とする新基準を新たに設けることとなりましたので,会員の皆様へお知らせいたします.(20221015日 理事会承認済み) 

新基準について
・新基準での審査となる対象事例:2022111日以降,審査待ち状態の一般事例報告(新規・再審査)
・新基準での合格は,旧基準の合格と同様に認定作業療法士の資格要件となる.
・新基準での合格は,旧基準の合格要件に加え,「審査項目の十分の数が,必須項目を含めた4項目以上かつ,臨床実践の内容が記載されており,修正することで合格の見込みがある事例報告」とする.
公開される表題の頭にNと表示する。(新基準で審査を行ったという表示)
・新基準での合格後は審査は終了(再投稿はできない)するが,報告者による公開後の字句修正は可とする.(報告者からの申請があれば管理室で修正する)
・新基準での不合格は,「審査項目の3項目以下の十分判定,1回の修正では合格の見通しが立たない事例報告」で,不合格となっている事例報告の再投稿は審査終了日から30日以内であれば受け付ける.
 *審査終了日とは事例報告登録システムから送られるメールの件名に記載されている日付です.
 (件名に【残念ながら不合格となりました】
 事例番号:○○○ 日付 と記載しております.)

一般事例の新規事例登録の受付停止について

一般事例の新規事例登録は,20219月末で終了しました.
システム上では新規事例の登録が可能な状態になっておりますが,期限を過ぎての登録は審査の対象外ですのでご注意ください.


審査終了の見通しについて】
2022年11月から上記の「新基準」に基づいて審査を実施します.
同意書の不備や本文の書式に不備がある事例は,通常の審査実施の前に「不合格」で再登録をお願いする場合があります.
「不合格」となり事例を再登録する場合は,再提出可能な期限内(結果の返信から30日以内)に登録を完了してください.
30
日を過ぎて登録した場合には審査の対象外となりますのでご注意ください.
なお,審査は事例の受付順に行っております.特に再審査の場合には審査開始までに時間を要することがありますので,あらかじめご了承ください.

【メールの受信設定について】

事例報告登録システムから送っている自動送信メールが,メールサーバーなどの仕様により自動的に迷惑メールフォルダに分類されてしまい,報告者のメールの受信箱に届いていない場合があるようです.
各自でメールの受信設定で結果のお知らせメール(jireishinsa★jaot.or.jpから送信
)が受信できるように設定し,適宜迷惑メールフォルダの状況も確認してください.
(*設定時は,★の部分を@に変えてください)


【事例審査の流れについて】
事例の投稿フォームで入力が「完了」と表示されている場合は,事例の投稿が受け付けられていることを示しています.
「事例を受け付けました」などの完了メールはお送りしておりませんので,会員ポータルサイトから「完了」の表示の確認をお願いします.
(この件に関する問い合わせが非常に増えておりますため,ご協力をお願いいたします)

入力「完了」が表示されたのち,以下のように管理室で審査を進めていくこととなっております.

①受付事例の入力漏れや同意書のチェック

②複数の審査員への審査同意の意思確認(再登録事例の場合は前回の審査を行った審査員への意思確認)

③審査依頼

④審査

⑤管理室での最終確認

⑥結果のお知らせ

*再登録事例の場合は②の( )内を参照

審査が開始されると「
審査中」と表示が変わりますので,会員ポータルサイトから確認してください.
通常時期(これまで)の場合,審査開始から結果のお知らせまでに2
3か月程度かかっていました.
システムの老朽化により全て手作業での管理をしているため,審査開始までの流れ①②にも非常に時間を要しています.
そういった事情や事務作業量の観点から,個別に審査結果の返却の目安についてお伝えすることは難しい状況です.
(この件に関する問い合わせが非常に増えておりますが,ご理解
とご協力をお願いいたします)

また,
「認定作業療法士」の更新期限までに要件が間に合わない可能性
がありますので,
認定作業療法士の新規申請の際の「事例報告」や更新の際の「実践報告」については,他の読み替え要件での申請をご検討ください.
認定作業療法士に関することは,認定作業療法士制度について  
を熟読してください.

【一般事例の新規事例登録について】
一般事例報告の新規事例の受付は,2021年9月末で停止いたしました.

【一般事例の再審査事例登録について】
2021101日以降は,審査終了日が2021831日以前の事例報告についての再報告はできませんので,再報告を予定している方は,20219月末までに再報告をお願いいたします.
*審査終了日とは事例報告登録システムから送られるメールの件名に記載されている日付です.(件名に【残念ながら不合格となりました】 事例番号:○○○ 日付 と記載しております.)
2021
101日以降は,審査終了後30日以内に再登録された事例については審査を行います.
*間違いのないよう登録をお願いいたします.

【メールの受信設定について】
報告者宛の事例報告登録システムからの自動メールが,メールサーバーなどの仕様により自動的に迷惑メールフォルダに分類されてメールの受信箱に届いていない場合があります.ご自身で適宜迷惑メールフォルダの状況もご確認ください.
【事例審査状況のお問い合わせについて】
現在,一般事例の新規事例報告と再登録の登録数が増えており,事例報告の入力完了から審査終了まで半年以上かかる場合があります.新規事例報告の入力完了から半年以上経過し,事例報告登録システムからの審査結果のメールが届いていない場合,事例報告登録制度管理室までお問い合わせください.
お問い合わせの際,件名や氏名などが記載されていないメールが数多くあります.件名に要件を記述して頂き,事例報告登録システムに登録してあるメールアドレスから,氏名,日本作業療法士協会会員番号,事例番号を忘れずにご記入ください.
*事例報告登録制度に関するお問い合わせは jireitourokujaot.or.jp までお願いいたします。(★を@に置き換えて送信してください)

 

養成校における事例登録データベースの活用について

事例報告リストはこちら

本文の入力可能文字数を変更しました. 本文全体で800文字入力可能な文字数が増えています.

一般事例報告の新規事例については,文字数変更前の入力文字数を入力の目安としています.
MTDLP事例報告の新規事例については,文字数変更後の入力文字数を入力の目安としています.

 

             現状の説明とご理解へのお願い

          MTDLP事例報告登録の審査期間について

 こちらは日本作業療法士会学術部事例報告登録制度管理室です。
 日頃はMTDLP事例報告登録制度に関心をお持ちいただきありがとうございます。
 このたび、事例報告登録制度の運営にあたって、審査期間等に以下の事態が発生しておりますので、現状のご説明をさせていただきます。
 現在、事例報告登録制度にご登録いただきました事例のお伝えした審査期間よりも、遅延しております。これは、事例報告数の増加とともに集中していること、それに伴い審査委員の絶対数が不足していることに加え、ある一定の審査委員に業務が集中していることが原因となっております。審査業務の改善、審査委員の増員といった改善に努めているところではありますが、皆様の目に映る改善に至っておりません。
 会員諸氏の日々の成果である事例報告をお預かりした重責を果たすべく、今後も善処いたします。
 上述の状態にご理解を賜り、今後も事例報告登録制度にご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

生活行為向上マネジメント事例報告についての特設ページを作成しました。
生活行為向上マネジメント事例報告についての最新情報を掲載してあります。
リンクはこちら  生活行為向上マネジメント事例報告特設ページ

・再報告事例の場合、審査に時間がかかる場合があります。何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

 

問い合わせ先
 事例報告登録システムにログインし,「Q&A」のページにお進みください.問い合わせ専用のメールアドレスがリンクされています.そちらよりご質問やご意見をお寄せください.