作業療法士は多様な対象者への治療と支援を行うなかで、就労の支援にも様々な場で積極的にかかわってきました。日本作業療法士協会では、第四次作業療法5 ヵ年戦略において「医療機関における就労に向けた支援実態の把握及び連携の推進」を掲げ、事例集の作成と周知や意見交換会の開催、治療と就労の両立支援に作業療法士がいっそう参画できるような働きかけを行っています。
医療機関からの就労支援事例集
*事例集全体版は会員ポータルサイトの「ライブラリ」よりダウンロードいただけます。
事例1 高次脳機能障害を呈した脳出血事例に対する急性期からの就労支援 入院
事例2 同業者に作業療法の様子を見てもらうことにより、復職に必要な技能の評価・練習ができた一症例について ~大工への復職~ 入院
事例3 回復期病棟入院中に職場面談を行ったが就労の定着に難渋した高次脳機能障害患者に関する報告 入院 外来
事例4 脳卒中患者に就労移行支援のためのチェックリストに基づく連携にて復職に至った事例 入院 訪リハ
事例5 就労支援機関とつながったことで、障害者雇用まで至った症例 外来
事例6 対象者の意向を尊重した就労支援施設との連携により復職した症例 外来
事例7 高次脳機能障害者の就労継続に向けて行った職場との療養・就労両立支援について 外来
事例8 営業復職後、多職種連携をさらに必要とした失語症と高次脳機能障害を呈する一例 外来
事例9 関節リウマチ患者における就労継続支援-着付け師継続事例- 外来
事例10 勤務先と共同し、対象者の残存機能を活かした就労支援を行った症例 外来
事例11 訪問リハビリテーション事業所における就労支援 訪リハ