協会設立60周年記念事業「未来の作業療法を考える」 第5回
本会は2026年9月25日に設立60周年という大きな節目を迎えます。連載第5回では、目前に迫った「設立60周年記念式典・祝賀会」の意義と、全国の会員の皆様の想いを形にする記念プロジェクトの進捗についてお伝えいたします。
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職能団体としての存在感を社会へ示す
来る2026年9月4日、東京のホテルニューオータニにて記念式典および祝賀会を開催いたします。今回の事業テーマは「紡いだ60年、繋がりが形になる未来へ」です。この式典は、単なる身内のお祝いではありません。厚生労働省をはじめとする関連省庁や諸団体の皆様をお招きし、先人が築き上げた作業療法の社会的価値を再確認するとともに、私たちがこれからの日本社会において果たすべき役割を力強く発信する、本会の存在意義を社会へ示す重要な機会となります。日本全国に会員を擁する専門職集団として、未来に向けた新たな一歩を社会へ広く発信する場としたいと思います。
結集した「全国の作業療法士」が巨大なアートに
式典・祝賀会は、会場の都合により来賓・協会役員等の関係者を中心とした開催となるため、多くの会員の皆様に直接ご参加いただくことは叶いません。しかし、この記念すべき節目を全国の会員の皆様とともに創り上げたいとの思いから、「60周年記念フォトモザイクアート・プロジェクト」を始動いたしました。
7月の募集期間中、全国の臨床現場で活躍する皆様から、「作業療法の今」を切り取った数多くの写真をお寄せいただきました。心より感謝申し上げます。お送りいただいた1枚1枚の写真は、数千、数万のピースとなって結集し、協会の歩みと未来を象徴する一つの巨大なアート作品をかたちづくります。皆様が日々、対象者の方々と向き合うその笑顔や情熱こそが、協会の60年を支えてきた真の「礎」であることを、この作品を通して表現したいと考えています。完成作品は9月4日の記念式典・祝賀会会場に展示するとともに、式典終了後には会員の皆様にもお披露目する予定です。
47都道府県士会から未来へ繋ぐメッセージ
会場ロビーでは、全国47都道府県士会長によるメッセージの展示を行います。各士会長による「60周年への想い」と、「これからの10年」に向けたメッセージをモニターで紹介し、全国の仲間が未来へ向けて紡ぐ想いを会場全体で共有します。
60周年はゴールではなく、新たな時代への出発点です。全国の会員の繋がりをさらに強固なものとし、作業療法の可能性を新たな形へとつないでいく――9月4日は、その新しい歴史をともに刻み始める1日となります。私たちの未来を、共に描いていきましょう。

