協会設立60周年記念事業「未来の作業療法を考える」第6回 集まれ! 未来を担う作業療法士の学生たち!

連載第6回となる今回のテーマは、作業療法養成施設に通う学生の皆さんに参加していただいたアンケート「集まれ! 未来を担う作業療法士の学生たち!」の結果についてご報告いたします。

 本企画は、60周年事業の一環として行われたもので、作業療法の未来を担う作業療法学生を対象に実施されたアンケートです。本会の会員が学生とともに「未来の作業療法士像」をイメージし、これまでの60年を次の100年へとつなげていくことを願い、企画されたものです。

 

 

アンケート実施の概要

本企画のアンケートは、全国の作業療法士学校養成施設に協力を依頼して実施されました。全学年の作業療法学生を対象として、2026年6月中旬〜下旬の約2週間でWebフォームを用いたオンライン調査によって回答を収集しました。

 

 

アンケート結果について

アンケートの結果、1,743 件の回答がありました。詳しいアンケート結果については、協会ホームページ内60周年記念特設ページに掲載していますので、ご参照ください。本記事では、自由記述の回答について、計量テキスト分析用のソフト(KH Coder)に掛けてみえてきた学生の皆様の思いを表すキーワードをお示しします。

「どんなOTになりたいか」の設問では、「対象者に寄り添う」「安心や希望を与える」「生活を支援する」という基本態度や、「子どもや発達の領域」「知識や技術をもつ」といった専門職としての活躍について言及されました(図1)。また「40年後(OT協会設立100周年)、OTはどのように活躍しているか」の設問では、「活躍の場が広がる」「少子高齢社会の需要に応える」といった時代の変化に対応すること、「ロボットやAIの活用」「生活を支援する」といった専門職としての活躍に関する記述がありました(図2)

この結果を受け、会員の皆様は作業療法の未来をどのように思い描くでしょうか。ぜひ一緒に考え、かたちにしていきましょう。

 

 

図1 「どんなOTになりたいか」の設問に対する回答のキーワードと傾向

 

図2 「40年後のOTはどんな分野で活躍しているか」の設問に対する回答のキーワードと傾向