日本と台湾の作業療法士協会は、互いの知見を共有し、両国における学術的な連携を深めるため、ジョイントシンポジウム開催しています。両協会は、2016年に台湾で行われた招待講演を契機としてジョイントシンポジウムの枠組みを整理し、2017年を公式な「第1回」として開催しました。互いの国で隔年(2年ごと)での開催を基本方針としておりますが、COVID-19の世界的流行による延期や、2022年12月の学術交流協定締結に伴う記念開催など、時期に応じた柔軟な対応を取りながら交流を深めてまいます。

■ 2016年(実質的な始まり:台湾側の学術集会への招待)
台湾学術集会に日本の代表者が招待される形で特別講演が行われました。
年月日: 2016年11月5日
場所: 台湾(第35回台湾作業療法学会内)
日本からの登壇者:
・中村春基氏:「日本の高齢者向け社会福祉制度 - 医療と介護」
・座小田孝安氏:「日本の医療・介護における高齢者向け作業療法の現場」

■ 2017年(第1回 日本・台湾ジョイントシンポジウム)
年月日: 2017年
場所: 台湾
参加規模: 合計約200名(台湾から90名、日本から100名以上、その他の国から約10名)が参加
テーマおよび日本側登壇者:
・テーマ1「MTDLP」小林隆司氏
・テーマ2 「日本における支援機器および介護用機械の開発における作業療法の役割」渡邊慎一氏

■ 2019年(第2回 日本・台湾ジョイントシンポジウム)
年月日: 2019年9月7日
場所: 福岡(第53回日本作業療法学会会期中)
基本方針である「隔年開催」に則り、第1回から2年後に日本で開催されました。
テーマおよび日本からの登壇者:
・テーマ1「公的保険外の活動」:辰己 一彦氏(地域に根差した作業療法-作業療法士の起業-)
・テーマ2「未開拓領域」:柴田八衣子氏(義手の可能性と作業療法士の役割)

■ 2022年(第3回 日本・台湾ジョイントシンポジウム および 学術交流協定締結)
本来は2021年の開催予定でしたが、COVID-19拡大の影響により1年延期となり、2022年の開催となりました。両協会長による学術交流協定の署名・締結式が執り行われました。
年月日: 2022年12月3日
場所: 台湾・台北市 国立台湾大学(台湾側の協会設立50周年記念学会会期中)
テーマおよび日本からの登壇者: 
・テーマ1「ポストアキュートケアプログラムにおける作業療法士の役割」:酒井康年氏
・テーマ2「発達障害分野における作業療法」:仲間知穂氏 

■ 2023年(第4回 日本・台湾ジョイントシンポジウム)
隔年開催の原則から外れ、前年から2年連続での開催となりました。これは、前年(2022年12月)に締結された「学術交流協定の1周年を記念する特別な催し」として企画されました。
年月日: 2023年11月11日
場所: 沖縄(第57回日本作業療法学会会期中)
テーマおよび日本側登壇者:
・テーマ1「作業療法士の卒後教育」:竹中佐江子氏
・テーマ2「精神障害者の地域支援」:早坂友成氏

2025年(教育部 重点課題として災害支援に関するオンライン研修を開催)
テーマ「日本と台湾の災害支援における作業療法(士)の役割」※逐次通訳
年月日: 2025年9月28日
形式: オンライン研修会
日本側登壇者: 菊池ゆひ氏、小林毅氏