学術誌『Asian Journal of Occupational Therapy』 国際標準に合わせた投稿規定(Guide for Authors)改定のお知らせ
2025年4月の投稿規定改定により『Asian Journal of Occupational Therapy』(以下、『AsJOT』)のオープンアクセス(以下、OA)化がなされました。本誌への投稿対象をアジア中心から世界の研究者・実践者へと拡大し、OA・査読付き国際ジャーナルとして再定義し、国際誌としての位置づけを強化します。
新投稿規定は2026年7月15日以降の新規投稿論文より適用されます。
『Asian Journal of Occupational Therapy』新投稿規定 Guide for Authorsは こちらから
主な変更は、次のとおりです。
1.新設された重要ポリシー
・Originality(オリジナリティ);盗用検知ソフトによるチェックを明記し、不正があれば却下・撤回。
・Preprints(プレプリント):投稿前・投稿時の原著論文のプレプリント公開を許容・推奨。 査読後版の公開は禁止し、公開論文へのリンク掲載を求める。
・Scooping(スクーピング):投稿後に公開された他者プレプリントは新規性評価に影響させない。
・Availability of Data and Materials(データ公開):データ出典の明示、査読時のデータ提供義務、出版後3年間の保存義務を追加。
・AI利用ポリシー:生成AI・非生成AIの利用は Methodsでの開示必須。 査読者・編集者による未公開原稿のAIツールへのアップロードは禁止。
・Advertising Policy(広告方針):原則広告掲載なし。掲載する場合は編集判断と独立。
2. 査読・編集プロセスの大幅整理
・査読方式を double anonymized(完全匿名) と明記。
・Editor / Editor-in-Chief / Reviewer の役割を明確化。
・「Reviewer Selection」「Reviewer Reports」「Editorial Independence」など新項目を追加し、透明性を強化。
3. 倫理・利益相反・臨床試験の明確化
・ヘルシンキ宣言遵守 の明記強化。
・個人情報・写真の扱いをより厳格化
今回の改定は、国際的な出版倫理や研究の透明性に沿った指針を整備し、より信頼性の高い学術情報を発信するための重要なステップです。データ公開、プレプリント、AI利用の明確化など、研究環境の変化に対応した新しい規定を導入することで、AsJOTが世界の研究者にとってより開かれた、利用しやすい学術誌となることを目指しています。 本改定を通じて、作業療法に関する知見がさらに広がり、研究と臨床の双方において発展が促されることを期待しております。皆さまのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
学術誌編集委員会

